開発ストーリー

開発ストーリー 03 あらゆるニーズに幅広くお応えする紙加工のプロ隆政堂
「リング綴じ製本」

アルバム製本から始まり、加工技術の幅を広げる。

隆政堂は昭和 5年、アルバム製作所として創立する。当時、主力となったのは百貨店で取り扱われていた高級アルバム。ライバル企業は大手文房具メーカーでありアルバム製本技術の最先端を走っていた。そんな中、隆政堂はアルバム製本にとどまらずカレンダー製本へと幅を広げる。このころの製本は手で編む和綴じ本、カレンダーでは天金具が主流であり、ほとんどが工場での手作業生産であった。その他、製本技術を強みに卒業アルバム、POPと多岐にわたり取扱い分野を広げていった。

細やかな技術と知識の象徴「見本帳」

中でも手作業が多く複雑で高度な製本技術が必要とされる「見本帳」は隆政堂の看板商品であった。これは高い加工技術を持ち信頼度の高い工場の象徴でもあった。また、ブラインド、襖、家具素材等の見本帳は素材を各ページに張り付ける手間が伴う。見本帳を取り扱う隆政堂は品質重視の日本人らしい丁寧で上質なものづくりが好評であった。

中国への生産シフトと会社存続の危機

昭和50年代、当時の売上はカレンダーと見本帳の2本柱であった。ところが、手間がかかり年間通し注文があった見本帳は工賃が安価な中国生産にシフトしていった。当時の年間総売上12億円、その3分の2が見本帳であった。これは隆政堂、創業以来最大の窮地であり、会社存続の危機であった。それでも加工技術を次世代へ繋がなくてはならない。蓄積された製本技術を生かした商品をお客様に届けたい。その一心で穴埋めとなる新たな商材の受注を目指し営業活動に力を注いだ。その苦労の甲斐もあり、新境地を切り開く。カレンダー、ノート、カタログをはじめ、ハンドケース、POPなどありとあらゆるリング製本を扱った商材の受注を増やしていった。こうして、歴史、技術、知識は受け継がれた。

平成26年、隆政堂は株式会社深山のグループ会社となり、素材により近い現場でのものづくりが可能となった。時代によって変わるお客様のニーズ。隆政堂が誇る豊富な知識と技術から綴じの素材、機能、形態、スピーディかつ高品質な加工仕上げ、隆政堂はお客様の問題解決をし高品質のモノづくりを今後もご提供致します。

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